開業するにあたり、配偶者と一緒に働くかどうか…という問題

こんにちは。

LIXIL不動産ショップ・コモンベースは
姫路市飾磨区英賀西にある
賃貸テナントのご紹介が得意な「不動産屋＋設計＆建築」のお店です。

姫路で起業・開業をお考えのかたに
テナント情報（賃貸店舗・賃貸事務所）のお知らせや
創業・開業に役立つ情報をお知らせしているブログです。

今回は、初めて開業されるかた向けの
ちょっと辛口のブログです。

スタートアップでできるだけ人件費などは抑えたい…

そう考えるときに
「正社員ではなく、バイトやパートさんを何人か雇って運営する」
「奥さん（または旦那さん）に手伝ってもらう」など
いろんな方法があるかと思います。

士業やB to Bのビジネスで、電話番や経理処理などの事務仕事などを
奥様などのパートナーに手伝ってもらう…のは大いにアリだと思います。

ただ、
飲食業やサービス業など、一般のお客様への接客を伴う業種で
その業種の経験が特にないパートナーに手伝ってもらうのは
お店が長続きしないパターンの典型例です。

（例えば、飲食業を旦那さんがされ、厨房を担当する場合、
ホール経験やサービス業経験の特に無い奥様をホール担当にする…など）

飲食業のホール担当は、
単なるお料理の運び屋さんではありません。

そのお店のお料理やこだわり、オーナーの思想などを
厨房の中に居るオーナーが、お客様に伝えることができない分、
代わりに「橋渡しをする役」として、大切な役割を担っているのです。

昨今、新型コロナウイルスで休業後、そのまま廃業…という
残念な結果となっているお店が増えてきています。

最近、テナントの解約をご連絡をチラホラ聞く中で、
「あのお店、内容は良かったけど（味は良かったけど）、接客がちょっと…」と
そのお店を利用したことのあるお客様から、リアルな意見を頂戴しました。

そのお店、奥様が接客されていたのですが、
（彼女の他にスタッフは居ない）
お客様からの質問もあまり答えられないし、
「お店のオススメ」を提案することも苦手だったんですよね…

人件費を抑えようと考えることは、経営の中で必要なことですが、
「そのお店のファンとなってくださるお客様づくり」も
とても大切なんですよね…

お店の良さを伝えることができるのは、
お店のオーナーだけでなく、お客様に直接、接するひと達でもあります。

小さなお店であればあるほど、
お客様にどのようなおもてなしができるか？が
重要ポイントだと思います。

今回は、かなり厳しい内容を書きました。
読んでるうちに不快に思われたかたもいらっしゃるかもしれません。

ただ、独立・開業は
人生にの中でも特に大きな決断です。

このブログにたどり着いてくださった
ご縁のある開業予定者さまには、失敗してほしくないから
ひとつの意見として、参考にしていただければと思います。

姫路で独立・開業するために
賃貸テナント物件をお探しでしたら
LIXIL不動産ショップ・コモンベースにお任せくださいね

あなたの起業・開業をお手伝いさせていただきます。

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